じゃあ仕方ない、さっきの「ほりうち」の味でも試してみるかと入店すると、単に内装だけじゃなくて券売機まで「満来」と同じ。ン?メニューもほとんど同じでないか? 狐につままれたような感じで券を買って席につく。隣の人の食べているざるらーめんを見ると…満来そのものやんけ!!!
後で調べて初めて知ったのだが、満来って閉店なのね。んで「ほりうち」の形で味は継続されるってことらし。
いや驚きました。
ではまた。

「温野菜」…とは、有名な格安焼肉チェーン「牛角」系のしゃぶしゃぶ店である。思い起こせば、 オレが学生の頃まではどんな鄙びた商店街でもそれなりに高級な存在であったハズの焼肉店。それが居酒屋感覚まで降りてきた…のが、「牛角」 や「牛繁」などが若者が集まる街にできはじめたころ。オレがそれらの存在を知ったのは90年代半ば〜後半なのだが、 実際いつからあるのかは知らない。
いや本題はそれではなくて、昔はわざわざ「温野菜」を求めて烏山など都内にあまりない店舗を求めて行っていたものだが、 今や店舗も増え、近所にもできた。今日その近所にちょっと前からできていた「温野菜」に初めて行ってみたわけだ。
しゃぶしゃぶ店としてあーだこーだとかいうつもりはまったくないので詳細は省くとして、つけダレとして「ごまダレ」と「ぽん酢ダレ」 の2種が提供されることを押さえていただきたい。それは陶器のポットというか「タレ差し」(ンな言葉ねえか)に入って出てくる。そして、 どっちのポットにどっちのタレが入っているか説明もされる。
その後しゃぶしゃぶして肉を食す、食す、食す。タレが薄くなる、はたまた少なくなる。さあタレを注ぎ足すぞ。「タレ差し」 ポットを見ると…下のフォトである。
どうですか、この片方が「ごまダレ」、片方が「ぽん酢ダレ」ですよ。
さーて、「ぽん酢ダレ」を注ぎ足すかな。さっき店員がどっちがどっちって行ってたっけ…と思う間もなく、反射的に黒いポットに手を伸ばす。…
と、
アッ!ポットの先端から白いものが!
…つまり、こっちが「ごまダレ」なのである。
ポットが二つ並んだフォトをごらんいただきたい。どっちが「ごまダレ」だと思いますか?つまり、
見た目の色と逆のポットにそれぞれのタレが入っていたわけだ。
これで思い出したのがニンテンドーDS向けの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」。説明がめんどいのでWikipediaから引用すると、
====================================================
色彩識別:画面に「くろ」「あか」「あお」「きいろ」の4種の文字が表示されるが、その文字は読まずに「書かれている文字の色」
を声で回答する。
====================================================
これにちょっと似ている。つまり見た目的に「ごまダレ」「ぽん酢ダレ」のポットが置かれているのに、それを見ずに 「入っているタレの色」を判断して、注ぎ足さなくてはならないのである。
この「温野菜」による脳トレ問題に早々に引っかかり、「ぽん酢ダレ」に「ごまダレ」をブレンドしてしまったことは、いうまでもない。
※上記のポットとタレの関係、たまたまそうだったのか、必ずそうなのか、 はたまた間違いでいつもと逆だったのかは知るよしもありません。
話は変わるが、高円寺南口・パチスロ会館付近の屋台でラーメンを食べた。それもニンニクラーメンである。 どうもニンニクラーメンが好評ならしいので頼んだのだが、生のニンニク3かけ(!)程度をつぶしてスープに入れてある。 これって相当のニンニクパワーであり、この夏、青梅街道と環七の交差点から高円寺高南通り沿いに移転した「○月」 (以前よりニンニクげんこつらーめん標榜)よりもよほどニンニクが効いており店員の感じもよくウマイ。 以前六本木ヒルズ近くの店で自分でニンニクをつぶして入れられるラーメン店で食したことはあったが、それを越えるインパクト。「○月」 より絶対にこっちで食すべき。そういえば「○月」が昔あった上記の交差点には、スーパーの袋ラーメンでしか観たことがなかった 「らーめんてつや」が入るとかでいやよかったっす。
どーでもいいと思うけど、ウマそーでしょ。この麺の底にニンニクたっぷりです(もちろんニンニクラーメンじゃなければ入らないのよ)。 常連さんも多そうな店でした。
ではまた。
●築地・
野口屋のざる豆腐
週末(仔細なタイミングは不明)になるとパープーと例の音を鳴らしながら来る引き売りの豆腐屋さん。
一度食べたいと思っていたのだが外に出るのがおっくうでなかなか買えなかったが、先日意を決して買うことに。
フォトではわかりづらいがプラスチックのざるに入っており、 直径は計ったわけではないのでテキトーだが10cmそこそこと意外と小さい。 引き売りのお兄さんいわく塩をつけて食べるのがおすすめとのこと。どれ。おお、もっちりと味が濃いのかと思ったらそうではなく、 すっきりとした味わい。食感も木綿っぽく、つるつるというよりはさくさく(うまく表現できない)って感じ。
ついでに買った湯葉刺し。たれに加えてわさびとからしが付いている。どれっ。おお、これまたさっぱりした(湯葉だから当然か)
味わいでうーんどんどん箸が進みますな。あっという間に完食。
全体としてはやはり世間の評価どおり高いけど結構うまい。値段は上記の合計(ざる豆腐×2、てすくい湯葉×1)で1400円。ざる豆腐のついでで買った湯葉がよりオススメという印象。
●クリスタルキングベスト
懐かしくて聞きたいけどCDを買うほどでもない…アメリカではどうか知らないが、
日本ではそんな場合にiTMSを利用するユーザーが多いのではあるまいかと勝手に思っている。若年層はまた別だろうが、
少なくとも自分の世代ぐらいであれば。で、突然クリスタルキングを聴きたいと思った。そらでそこそこ歌えるぐらいの曲が何曲もあるのだが、
実は今まで、一度たりともレコードでもカセットでも、まともな音源を手元に置いたことがなかったのである。
ならばiTMSで買ってみるかとiTunesで検索してみると、クリスタルキングの曲がいくつもあるのだが、
いちばん聴きたい曲がないんである。それは『大都会』でも『愛をとりもどせ!』でもなく『蜃気楼』だ。
確認せずに書いているので間違ってたらゴメンだが、確か2ndシングルで資生堂かなんかのCMソングだったと記憶している。
当時クソガキだったので、不埒な替え歌を作って喜んで歌ってたものだ。どんな替え歌かは詳しくは書かないが、歌詞を知ってる人なら、「光」
を○○に、「体」を××にしたり、「情熱」を△△にしたりすると中学生が大喜びの下ネタソングが完成である。オルガンのイントロが、
今でもひょんなタイミングで脳内に流れ出す。
というわけでiTMSでは買わずに、近所のCD屋へ。ここは新星堂系だが、団塊世代をターゲットにした新タイプの店だとかで、 申し訳程度に最新CDもあるが、ほとんどは60〜80年代の邦楽・洋楽の名盤を中心とした「懐かしい」品揃え。つまり邦楽でいうと 「ニューミュージック」ががっつりそろっているというわけだ。その店のポプコン出身者コーナーに、 当然のように並んでいたのがクリスタルキングのベスト盤。Yamaha Music Foundation(ヤマハ音楽振興会)の企画・ 制作で、1993年に出たものらしい(発売はキングレコード)。早速聴くとうーん懐かしい。としかいいようがないな。で、 当時ガキだったものだから、比較的スマートな楽曲を演奏する集団という印象を持ち、今でもそれを少し引きずっていたのだが、 CDでちゃんと聴いてみると実は全然違って、泥臭い曲をたくさん歌っていた人たちなのだということがわかった。 今聴いてもダサカッコイイ曲がある一方でダサダサでどうしようもない曲もある。 都会人が東京を歌うのではなく野心バリバリの演歌テイストロックから歌舞伎町的、いや中州的AOR風味ポップス(意味不明)まで。今思うとそういう時代だったんだな。
全16曲、一度通しで聴いただけ。また聴くのはいつになるかわからんが、1回聴けただけでもよかった気になった。2000円也。
●サルまん21世紀愛蔵版
サルまんはリアルタイムで読んでいた。
受けた感銘たるや書きつくせない。珍しくはないが少なくともマンガを描いていたものとして、あの類型化・相対化、
ツボを押さえまくった笑わせ方は脳裏にしっかと刻まれている。友人とともに、ちんぴょろすぽーんの写真を撮ったぐらいである(マジ)。当然、
3巻構成の大判だった最初の単行本も付録ともども所持しているが、21世紀愛蔵版となればAmazonでポチッと購入ボタンを押さざるを得まい。1680円×2、安いとはいえんね。最近はなぜにこう、オヤジ騙しの商品が多いのか。まぁこの本の中に書いてあったけど、出したい版元があるから版権引き上げようとしたら小学館が「ならばウチが出す」といったらしいが。
しかしほくほくして読んでみると、意外にもあまり感動せず。なぜか。当時あまりに読み込んだため、今でも内容をかなり把握しており、
久々にクリスタルキングを聴いたような感覚が得られないのである。
よって巻末のオリジナル単行本にはない部分を楽しみにページを繰ってみるが、この部分は2種類あって、一つは90年代に一度出た「新装版」
時に追加されたもの。もう一つは今回の21世紀愛蔵版で新規追加されたものである。自分の場合90年代の新装版は読んでいないので、
どちらも初めて読むことになるが、正直大泉実成が登場するネタ(猿漫石日記…時代感じるなぁ)が全然おもしろくない。
大泉実成のルポは宝島30のときから読んでいるし、「消えたマンガ家」も買っだし、
最近も月刊現代で文章をときどき見かけるとちゃんと読んでいるくらいで、彼が嫌いというわけでは決してないのだが、
とりあえず90年代の新装版で追加されたぶんは評価バツである。
しかし、何度読んでも爽やかな感動を呼ぶ(いえ本気ですぜ)サルまんの最終回は未だ輝きを失っていない。また、 今回の愛蔵版で追加された「萌え」がテーマのサルまん21も、ある意味読み応えがあった。正直、竹熊・相原両先生もお年を召されたのだなあ… という意味でだが。そしてこの本は残酷にも、「サルまん」がツボにハマッていたアンタも年取ったんだよと、 毎日感じていることを改めて突きつけてくるのである。
イイ年こいても駅弁や空弁、PAメシにはどうしてもワクワクしてしまうもの。仕事以外はほとんど引き篭もり人間でも、 たまには遠くに出向いてこういうのを食すわけです。
●東北自動車道・国見PAの伊達鶏入り温麺セット(※メニュー名は記憶おぼろげ)
温麺と書いてうーめんと読むらしいが、まぁそうめんに近い食べ物。もちろんPAメシで温麺をどうこう語るわけにはいかないわけだが、 伊達鶏がのっている見た目が楽しくてうれしいね。セットなので高菜おにぎりが付いてきたが温麺を食べたらおなかいっぱいになっちゃって、 しかし持ち帰り対応というわけなのかどうなのか、ラップで包んであったのでそのまま持ち帰った。値段忘れたなー。 確か1000円ちょいだったかいな。
●羽田空港のおこわすき焼き弁当
小さなお重的プラスチックケース入り。おこわもすき焼きも文句なく美味いワイ(語彙貧弱)。少なめの量と値段(1500円) に抵抗がなければ食して後悔なし。しかしオレの場合、後で腹が減ってラーメン食っちまったが。
●突然意味もなく、田舎の看板
念のため、電話番号と企業名はマスク(これも意味ないか)。こうした看板は都内でも珍しくないが、あんな田舎でなぜ…
利用者も業者のオフィスも想像がつかないのだが。
完全に惰性更新モードですが、お暇な皆さん、ではまた。
夏の終わりと聞くと未だにオフコースの曲を連想してしまうがそれはともかく、 昔は24時間テレビが放映されるとなんとなく夏も終わりよの〜と思ったもの。クラゲが増えて台風がやってくる季節。
24時間テレビなんだか今回は高視聴率だったとかどこかで見かけたが、ここ数年はチラとも見ていないのでスルー。では今、 夏の終わりを示してくれるのは何かというと、やっぱし高円寺阿波踊りである。
そして高円寺阿波踊りといえば、今年もまた、アジアン・ママのインドきゅうり(100円)である。
こればかりを目的に、アジアン・ママの屋台が営業を開始するのを今か今かと待って周辺をウロウロしていた。で、 営業が始まるやオレ以外にも「きゅうり客」が続々訪れていたのだからやはり、人気があるのだろうなあ。
そういえばその際、思わずアジア雑貨ショップの前で売られていた福袋(1000円)も買ってしまったが、なぜ阿波踊りで福袋? まあいいや。乗せられたのオレだし。えっ、中身ですか。ウーン、大感動するレベルではなかったなあ。1000円だからいいけど。
ともあれ、インドきゅうりだけは来年もまた食べまっせ。
しかし…たいへんな人出でしたな。今年以降、必ず8月最終の土日開催(去年までは日付優先で曜日は不定だった)だから、 毎年激混みになることが予想されます。ま、祭りだから混んだほうがいいのだろうな。
カメヲタの皆さんにもおすすめですよ。そこかしこに生き生きと撮りまくる一眼レフ爺さん、ビデオカメラ爺さんを見かけることができた。 確かに腕試しとしておもしろいもんなあ。シチュエーション難しいけど。例えば、迫力ある踊りの写真が撮れた!と思ったら、 画面の端にカメラ爺が気合で撮っている姿がガッチリ写りこんでいたりね。
というわけで、また来年!
↓マイクロソフト連ってのがあるんだねぇ。知りませんでした。
正直昨今は惰性で買っている感がアブラマシマシのMM(ミュージックマガジン)の中で、最も楽しみにしている連載 『松山晋也とめかくしプレイ』を集めた本『めかくしプレイ』が先日書店に並んだ。(一部、STUDIO VOICEに載ったものもあるが)。 狙ってるのか素なのかよくわからない、半分いかがわしいイメージの表紙はインパクトあり。特にメインタイトルの明朝系フォントがたまらん。 てか、フォトと相まってあぶない本と早合点するヒトも…いないか。
MMを買うとだいたいは真っ先にこの連載を読み、続いて巻末方面のレビュー記事とクロス・レビュー、その後各連載、 最後に特集に興味があれば目を通す…ってな流れになっている。でも10年以上一月たりとも欠かさず買っているのだから、 そういう読者が多そうな雑誌ではあるが。
あっといや、MMじたいの話をしたいわけではなかった。ともかく前述の『松山晋也とめかくしプレイ』という連載、マコトにおもしろい。 毎回、ミュージシャンが(基本的には)一人、ゲストで登場して、松山氏が練りに練って性格悪く厳選した(のであろう) そのゲストに関連が深そうなLP/CDや、これを聞かしたらどう反応するだろうという、ゲストと意外なマッチングのLP/CD群をタイトル・ アーティスト名等いっさい隠して聞いてもらい、それに対するミュージシャンのコメントと松山氏の掛け合いを楽しむというものである。
この企画、松山氏本人の記述によれば、完全なオリジナルではなく、海外の雑誌で前例があるのだという。しかし一般人的感覚として、 ゲストを迎える立場には、相当の音楽知識がなければ勤まらないことは想像に難くなく、パクリだとてそうそう簡単にできる企画ではない。 まぁその辺はプロの立場なんだしオレも毎月カネ払っている版元からすれば理想的な読者(笑)であるから「とうぜんの前提」 とさせていただくとして、重要なのはこれが「イントロ当てクイズ」企画ではないということ。つまり、ゲストのミュージシャンが、 かかった曲すべてに対して「ああ、これは○×さんですね」と当ててくれるかどうかが眼目ではない。知っている曲/ 知らない曲を織り交ぜていろんなものを聞いてもらい、そのコメントから、ゲストの音楽性を炙り出すというものなのだ (かといってその要素がゼロともいえない。読んでいてえっ、このヒトがこの曲聞いてなかったの?… てなときはイントロ当てクイズみたいな感覚を反射的に覚えるだろう)。
さて、鮭、いや酒が回ってきたので急にまとめに入らせていただくと、 自分が興味のあるゲストミュージシャンの項目を読み飛ばすだけでも、登場した楽曲群への興味がわくこと間違いなし。昔、 好きなLP/CDに良質なレビュー文があれば、そこからルーツや同類を探れたもの。感覚や情念、自家撞着だけのJ文学(死語) っぽいアホライナーからは決して得られないものだ。つまりゲストミュージシャンが登場する興味深いCD/LPリストとして読んでもよい。 ひとかたの音楽ファン(寒)であればこれに対して1800円という対価を高く感じることはあるまい。 そしてもっと多くの音楽を腹いっぱい聴くことができたいつの日か、本書を忘れたころに再読したとき、また別の楽しみができそうな気がする。
あぁ、当然湯浅学氏の『嗚呼、名盤』も同時購入しましたがこれは休めないお盆が過ぎた後、ゆっくり呑ませていや読ませていただきます。